0120-107-690（平日8:30~17:30）型枠大工とは
鉄筋コンクリートや鉄骨構造の建築現場で、コンパネと呼ばれるコンクリートパネルを精巧に加工し、コンクリートを流し込む型を作る技術者を型枠大工と呼びます。コンクリート構造物は、建築物の強靭な躯体を形作るだけでなく、外壁などに美しいニュアンスを与えるなど、現代の建築シーンには欠かせないものですが、それを創造するのが型枠大工です。型枠大工とは、伝統的なノウハウと最新のテクノロジー兼ね備えた、奥が深い専門職です。
型枠大工とは 建築例
さまざまなビル、公共建築物、社会インフラなど、私たちが目にする多くの建築物の施工で型枠大工は活躍しています。
型枠大工とは 作業の流れ
型枠大工の仕事は、型枠の設計から制作、現場での建込み、コンクリートの流し込み、型の解体など様々な作業から成り立ちます。
1 ひろい出し
パソコンを使って、柱、壁、梁、スラブ等の形状、寸法、数量等を計算し、加工図を作ります。
2 原寸
形状の複雑な物は、原寸図を作成していましたが、現在はパソコンで加工図を作成し、機械に転送します。
3 全自動型枠加工機（タダック）を導入しました
加工機では 柱、梁、壁はもちろん階段等も加工図通りに材料を切断、釘打等 パネルを組み立てます。
4 墨出
施工図面により現場で型枠を組立てる柱、壁などの位置を床に線や印で表す作業です。
5 建込
あらかじめ加工しておいた枠を墨だしした墨に合わせて、建てていく作業です。
6 コンクリート打設
コンクリートを型枠に流し込み、均していく作業です。
7 解体
型枠の中へ流し込んだコンクリートが固まったら（強度がでたら）型枠を取り外す作業です。
8 完成
型枠大工とは 多彩な工法と高度な技術
建築技術の進歩とともに、型枠大工の技術も日々進化しています。こうした先進技術と、長年の経験により培われる技能が、高度な建築を可能にしています。現代の型枠工事では、用途や現場状況等に応じて多彩な型枠技術が活用されています。
化粧打放型枠
コンクリート素地本来の美しさを表現します。
システム型枠
多様なユニットを組合せ、効率化を実現します。
新素材型枠
地球環境に優しい型枠工法です
型枠大工とは さまざまな専門的資格を取得
最新技術や品質管理手法を学ぶことで、さまざまな専門的資格を取得の道が開かれます。
（専門的資格の例） 建築士、建築施工管理技士、登録型枠基幹技能士、1級型枠施工技能士、型枠支保工作業主任者、足場の組立等作業主任者、玉掛技能者 他
型枠大工とは 高品質と安全施工を支える心
荒井工務店では、徹底して基本動作を体得することが求められます。これは、作業の標準化により効率的にプロジェクトを進めるだけでなく、安全施工の基本となります。また高品質で安全な施工のために、研修や安全大会などさまざまな取り組みを体系的に行っています。そうした取り組みにより、荒井工務店が手掛ける現場では、「建設マスター（優秀施工者国土交通(建設)大臣顕彰者）」や、「大林組スーパー職長」に認定された優秀な技能者が多く活躍しています。
型枠大工とは よくある質問
- Q 会社見学は、出来ますか？
- A はい。随時行っておりますのでお気軽にお問い合わせ下さい
- Q どのような建物を造っていますか？
- A 東京スカイツリー、虎ノ門ヒルズ、アクアティクスセンター（東京オリンピック水泳会場）等のランドマーク建物から個人住宅まで全ての建物を造っております。
- Q 型枠大工とは どのような仕事ですか？
- A コンクリートを流して建物の形を造る枠を作る仕事です。
- Q 仕事はきついですか
- A 初めはきつく感じるかもしれませんが、なれてくれば大丈夫です。建物のできあがった時の感動はなんとも言えない達成感があります。
- Q 型枠大工は社会保険に入れないと聞きましたが？
- A 当社では全員の方が社会保険に加入しております。新規入職の方も加入が前提条件です。
建設業退職金共済制度、CCUS（建設キャリアアップシステム）等に加入・登録しております。 - Q 高所恐怖症なのですが高いところの作業はありますか？
- A 程度にもよりますが配置を考慮しております。床上の作業も多くありますから安心して下さい。
- Q 資格を取ることは可能ですか？
- A 資格所得に関しては 経験年数が満たされれば講習等支援しております。実地試験等は加工場にて事前講習を行ってから試験に臨めます。（特別教育、技能講習、１級型枠施工技能士、登録基幹技能士、1級・2級建築施工管理士等）
- Q 直行直帰出来ますか？
- A 基本的に大丈夫です。何か行事のあるときは出席して頂くので直帰は出来ません。
- Q 車通勤は出来ますか？
- A 原則、公共機関か八潮寮に集合して相乗りで現場に行きます。
採用情報
当社は株式会社大林組の下請け工事を主としており、安定した成長を遂げてきました。近年は特に受注が急増しており、当社の新たな戦力となる経験者を募集しています。